まさに医は仁術
大阪市中央区 塾講師 貝谷 英太 63
私は拡張型心筋症を患っている。今も診てもらっている医師について伝えたいことがある。
初診の時、看護師が「満床で入院は難しい」と反対したが、それを押し切り、それまで面識がなかった私を入院させてくれた。まるでテレビドラマを見ているようだった。その後も悲観めいた言葉を一切使わず、最善を尽くしてくれた。今、私が奇跡的に9年も生きていられるのはその先生のお陰だと感謝している。
医は仁術という言葉があるが、その通りだと思う。私たち患者にとって、医師の人格が何よりの薬。大切だと感じている。
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(2012年9月1日 読売新聞)
