がんと向き合う ~腫瘍内科医・高野利実の診察室~
※この連載はすでに終了しています。高野利実さんは2013年4月から、新たにコラムの連載を始めました。コラムはこちら。
2012年8月29日
がんとうまく長くつきあうこと
前回、進行がんの患者さんに、「治らないという事実」を伝える、と書きましたが、それは、重大な事実を押し付けるわけでも、絶望の宣告をするわけでもありません。むしろ、「治る」と「治らない」の線引きはあいまいで、その線引きにあまりこだわるべきではないということを説明します。
2012年8月22日
治らない事実と向き合う
さる7月に、日本臨床腫瘍学会学術集会で、田原総一朗さんの司会による市民公開シンポジウムが開かれ、私もパネリストとして参加しました。テーマは、がん医療のあり方についてでしたが、「病気を治してほしいという患者さんの気持ち」と、「治らないという現実」のはざまで、患者さんと医者はどのようにコミュニケーションをとっていくべきか、という議論になりました。
2012年8月15日
死と向き合う人に、医療ができることとは
私が高校生のとき、NHKスペシャル「驚異の小宇宙 人体」という番組がありました。その最終回は「免疫」がテーマで、人間が年を取ると、免疫細胞が自分自身を攻撃するようにプログラムされているということ、すなわち、人間はもともと死ぬようにできているということが、淡々と語られていました。医師を志していた高校生にとって、これは、衝撃的なことでした。
2012年8月8日
今も忘れられない 初めての患者さん
医者になってからの14年間で、数多くのがん患者さんとお会いしました。一人ひとりに、その人なりの生き様があり、悩みがあり、ドラマがあります。私は、教科書から学ぶことよりもずっと多くのことを患者さんから学んできました。
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ボンジュール!パリからの健康便り
フランス・パリ在住で医療通訳として活躍する古田深雪さんが、現地の健康事情、病院事情をわかりやすく紹介します。
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漢方医学はいま、がん治療など最先端の医療現場でも活用されています。外科医でありながら、現在は漢方クリニックの院長も務める今津嘉宏さんが、漢方の科学的背景や、どんな薬がどのように使われているのか、わかりやすく解説します。
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- プロフィール
- 高野利実(たかの としみ)
- 腫瘍内科医
- 東京生まれの神奈川育ち
- 1998年東京大学医学部卒。2010年より虎の門病院臨床腫瘍科部長。国立がん研究センター中央病院、東京共済病院などで、抗がん剤治療を専門に手がけてきた。がん薬物療法専門医会代表も務める。
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