転職・天職…視野広がり、いい出会いも
今回から、「転職・天職」の投書をご紹介します。
栃木県栃木市の無職、館野博さん(75)は、教員人生の半ばに、上司から「耳の不自由な子のための難聴学級を開設する。新しい分野で、やりがいがある。やってみないか」と声をかけられました。同じ教職とはいえ、大きな転機です。悩んだ末に引き受けることに。
その後、14年間、聴覚障害児の教育に心血を注ぎました。「教員人生の集大成としてまさに天職になった。ハンデを乗り越え、立派に巣立っていく子供らを見ると、退職した今も、この分野に打ち込めたことを誇りに思い、満足している」
大阪府高槻市の無職、上辻正七郎さん(75)は、「十本の指を折るほど」、職場を変わりました。最終的には、腰を落ち着けた会社を二十数年間勤め上げました。「転職すれば、それだけ、社会を見る目が広くなり、それなりに、友人もできました。決して、自慢はできないが、いい思い出だってあるのですよ。その反対もまた多いのですが」とか。
そして、静かに来し方を振り返ります。「今、どうにか年金生活できるのも、若いときに職場を変わり、苦労を乗り越えてきた結果だ、と思っている」
転職はマイナス面ばかりではない。天職に出会う事もあるし、別のものも見えてくる。そんなすてきなメッセージを頂きました。
募集テーマは「転職・天職」「老後の住まい」。住所、氏名(紙面では匿名可)、年齢、職業、電話番号を明記し、メール、ファクスで社会保障部へ。掲載分には薄謝を贈ります。
情報はこちら。〒104 8243読売新聞東京本社・社会保障部(ファクス03・3217・9957、Eメール ansin@yomiuri.com )
(2012年7月31日 読売新聞)
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