ミチコさんの人“性”塾
2012年7月23日
子が出きて川の字型に寝る夫婦

わが国には、古来から五音・七音に言葉を組み合わせ、自分の思いを伝えるすばらしい表現形式があります。そう、和歌(5・7・5・7)、俳句(5・7・5)、川柳(5・7・5)です。
小学校・中学校・高校の国語教科書にはお馴染みですので、どなたにも暗唱できるお気に入りの和歌や俳句がおありではありませんか。
今回は、その5・7・5の音に載せて、わが子への思いをうたった短歌、古川柳をご紹介しましょう。
【短歌】
しっかりと飯を食(く)はせて陽(ひ)にあてしふとんにくるみて寝かす仕合せ河野 裕子
びりっけつになりて我が子が卑屈なるおもざしを見せて寄るをさびしむ小池 光
父として幼き者は見上げ居りねがわくは金色の獅子とうつれよ
佐々木幸綱
【古川柳】
子が出きて川の字型に寝る夫婦
寝ていても団扇のうごく親心
かみなりをまねて腹掛けやっとさせ
ぶつ真似はにぎりこぶしに息をかけ
子をもって近所の犬の名を覚え
いかがですか。わたしの子育ての時期はとっくの昔に終わりましたが、こうした歌や句を詠むと、当時の慌しく愉しかった日々が懐かしい思いにかられます。
◇ ◆ ◇
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- プロフィール
- 高柳美知子(たかやなぎ・みちこ)
- 1931(昭和6)年、東京生まれ。中学・高校の国語教師などを経て、現在は“人間と性”教育研究所所長。
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コメント
和歌や俳句、川柳でもいいですよね。
その時の情景をうたった文書でほっくり。
懐かしむもよし、回想するもよし。
いつの時代にも、家族を思うのは日本ならではの表現ってありますよね。
そんな和歌や俳句。日記でもいいとは思います。