医療相談室
- Question
「副鼻腔真菌症」再手術で治るか
「副
- Answer
菌球が摘出できれば数か月後
副鼻腔真菌症は、呼吸に伴って鼻から侵入してきた真菌(カビ)が副鼻腔(頬や額など鼻の周囲にある空洞)で引き起こす病気です。鼻かぜなど感染による副鼻腔粘膜の機能低下、糖尿病や腎不全などによる免疫状態の悪化、抗菌薬やステロイド薬の長期投与などが発症に関わります。
カビが菌球という塊を副鼻腔内で作り、その周囲に
外来での内視鏡検査で菌球が見つかることもありますが、通常はコンピューター断層撮影法(CT)の検査で診断します。一般的な副鼻腔炎(
手術は、内視鏡で見ながら、鼻の穴から副鼻腔内の菌球を摘出し、周囲の膿や粘膜の腫れを取り除きます。通常は術後2~3か月で治りますが、菌球が完全に摘出できないことも少なからずあります。
このような場合は症状が消えないため、再度、手術で摘出する必要があります。再手術で取り切れなかったら、内視鏡手術の経験が多い病院に転院するのも一つの方法です。緊急性はないので、主治医とじっくり相談して治療方針を決めることをお勧めします。
(2012年7月25日 読売新聞)
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