すてきな介護…優しく 根気よく 紳士のように
今週も「すてきな介護」のテーマでお送りします。すてきな男性介護者も増えているようです。
友人の父母の姿に感銘を受けたのは、静岡県富士市の高田光恵さん(43)。
友人の母親が認知症になり、証券マンだった父親は退職後、仕事一筋の生活から一転して、家事全般から介護まですべてを引き受けています。以前の生活からは考えられないような毎日なのに、やさしい口調で話しかけ、どうしてほしいのか根気よく時間をかけて接しています。「レディーファーストを心がける紳士のようなスマートさ。『やってやっている』といった感じが少しもない介助ぶりは、『かっこいい』とさえ思います」とつづります。友人も父親の変貌ぶりに驚きつつ、尊敬と感謝のまなざしを向けているそうです。
外出介助が必要な妻と暮らす男性は、自治会活動など様々な場面で妻の意見に耳を傾けるよう心がけているそうです。「すてきな介護の基本は人間関係作り。相手の人格、考え、立場を認めることが大切」と強調。
宇都宮市の青木登さん(84)は、脳卒中による半身まひと認知症を患う妻(82)を「老老介護」しています。現役時代は船員で1年のほとんどは海上生活。その間、妻が一人で子供2人を育て上げてくれました。「長年の労に報いるべく、日々の介護に尽くしています」と、妻を思いやります。
募集テーマは「転職・天職」。住所、氏名(紙面では匿名可)、年齢、職業、電話番号を明記し、メール、ファクスで社会保障部へ。掲載分には薄謝を贈ります。
情報はこちら。〒104 8243読売新聞東京本社・社会保障部(ファクス03・3217・9957、Eメール ansin@yomiuri.com )
(2012年7月17日 読売新聞)
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