すてきな介護…お年寄りから生き方学ぶ
「すてきな介護」には、介護の仕事に携わる方からの投稿も目立ちます。
山口県宇部市の兼広貞子さん(59)は、特別養護老人ホームでパート勤務をしています。お年寄りと家族の姿に、感銘を受けることが多いといいます。
仕事帰りに毎日立ち寄って、認知症の母親に寄り添う娘さんは、さらりと「私自身の満足のためです」。母親の穏やかな表情からは、気持ちが通い合っていることが伝わり、「見ている方も幸せな気持ちになります」。脳こうそくで下半身まひ、右手も不自由な90歳の女性は、リハビリのために左手で絵を描き始めました。「向学心に燃えた飽くなき挑戦に、こちらまで心が奮い立ち、元気をいただいています。皆さんに『人としての生き方』を日々学んでいます」とつづります。
東京都荒川区の社会福祉士、小崎隆子さん(57)は、介護施設に勤めて11年。今は、独り暮らしの高齢者宅を個別訪問して、様々な相談を受けたり、支援機関を紹介したりしています。「来てくれて心強いわ」と言葉をかけられ、「お年寄りの日々を支える大切な仕事だと実感しています」。
「人生で一番大切なことは、人を愛すること」。100歳のお年寄りの言葉に、人と人とのつながりの尊さを教えられ、「この職業について、本当によかったと感じています」。奥が深い仕事ですね。
募集テーマは「転職・天職」。住所、氏名(紙面では匿名可)、年齢、職業、電話番号を明記し、メール、ファクスで社会保障部へ。掲載分には薄謝を贈ります。
情報はこちら。〒104 8243読売新聞東京本社・社会保障部(ファクス03・3217・9957、Eメール ansin@yomiuri.com )
(2012年7月10日 読売新聞)
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