なったらいいな、を口に出す
映画「海猿」では、3歳の男の子の母親を演じています。もうひとりも身ごもっていて……。自分が守るべき家族ができたことで、女性として、母として芽生える強さを感じました。
中学生の時、芸能事務所に履歴書を送ったのが、デビューのきっかけです。中学や高校時代は、仕事が忙しすぎて、スクールライフを満喫できませんでした。だから、大学では、友達と一緒に講義を受けたり、食堂でランチを食べたりといった、普通の学生生活がとても楽しかったです。
通えたのは年に半分くらいですが、仕事が忙しい分、キャンパスで過ごす時間はとても貴重で、オンとオフのバランスがとれました。国際法を専攻し、卒論は「テロリストに対する国際法上での措置」をテーマに書きました。今でも、国際問題を伝える新聞記事やニュースに興味があります。
ニューヨークに留学したのも良い思い出です。外国人の友達と集まると、自然と、それぞれの国の政治や文化について語り合います。そんな時、日本人でも知らないことがあるのを実感しました。茶道や習字といった「和」を今後、趣味で始めたいと思っています。
これまでおとなしい役柄が多かったのですが、テレビや映画で、コミカルな役も演じてみたい。こうなったらいいな、と思うことは、なるべく口に出すようにしています。(聞き手・野口博文、撮影・伊藤紘二)
女優。1982年生まれ。映画「BRAVE HEARTS 海猿」(配給・東宝、13日公開)、映画「アナザー」(同、8月4日公開)に出演。
(2012年7月10日 読売新聞)
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