C型肝炎(4)治療1年半で完治
治療の経過はブログでファンに報告していた。
治療経験者からの「僕もつらかったけど、頑張ってください」という言葉や、「巨人さんが頑張っているから、私も治療を始めます」という言葉が、何よりも励みになった。
治療薬は飲み忘れると効果が薄まるので、出張中は妻が朝晩飲む分を袋に小分けにしてくれた。イライラして何度も当たったが、妻はいつも黙って受け止めてくれた。
相方の阪神さんは、体調を気遣う言葉は絶対に言わなかった。
「彼も陰では周りに『相当しんどいみたい』と言って心配していたそうですが、いつも通り接してくれた。最高の気遣いでした」
昨年7月、1年半にわたる治療が終了した。半年後も、ウイルスは検出されず、完治となった。
「実はまだ怖いです。後に続く患者さんのためにも、もう出ないでほしい。治りにくいタイプでも、治ることがあるんだと希望を持ってほしいから」
体調も戻り、啓発イベントで体験を話す機会も増えた。ウイルスが消えていない妻も再治療に挑戦する。
「皆さんに励まされた分、少しでも恩返しできれば。多くの人に治療に挑戦してもらえるよう、元気で漫才を続けていきたいです」(文・岩永直子、写真・奥村宗洋)
(2012年7月5日 読売新聞)
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