石井苗子の健康術
2012年6月8日
痛みと性格の関係

(繊維筋痛症になりやすい人は、草むしりが好き?)
「繊維筋痛症」になりやすい人に共通している性格があると、私の研修先の心療内科医は言います。
やり始めるとなんでもとことんやってしまう性格。
例えば草むしり。
草むしり自体が身体に悪いのではなくて、夢中になってむしってしまう性格が問題なのです。やめられなくなって、痛みがぶり返してきて、次の日に病院に戻ってきてしまう。
次に「1番」が好きな性格。
診察の予約は9時の1番が好きという人が多い。待たずに診察をしてもらいたい。
繊維筋痛症の人に、草むしり好きが多いのは不思議なのですが、痛みが和らぐと庭の草むしりを始める。本来なら、楽になった時こそ休養するチャンスなのですが、ここぞとばかりに始めてしまう。
それもゼロか100%か、つまり、やるなら徹底的にやる、やらないなら何にもしないといった性格の人が多いのです。だから朝の一番最初の予約が好き。
医師からそう指摘されると、「そ~なんですよ~」とまるで褒められているかのように笑ってうなずかれますが、その性格が悪影響を与えているのかもしれません。
例えば先生が、「痛くても動かないと固まってしまいますからね、我慢して少し動きましょう」とおっしゃるのですが、痛くない日を待って一気にやり、次の日バッタリ。
こういう方は病気になる前まで「ガンバリ屋さんね」と言われて、仕事や家事を意欲的にこなすタイプだった方が多いのです。
こういう方が繊維筋痛症になりますと、「日頃は痛くて出来ないんだから、出来る時にやっておかなくては、またいつ痛くなるかわからない」といった追い立てられるような気持ちになる。
先生は「あまりいっぺんに何かをしようとしないで。急にやりすぎないこと」とお声をかけます。この病と闘うには、性格を変えることも大事かもしれません。
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コメント
8年ほど前から全身の関節や筋肉の痛みが出始めました。最初の頃は生活にさして影響がなかったのですが、4年程前に痛みが酷くなり、現在通院中のペインクリニックで「線維筋痛症」との診断を受けました。処方して頂いている薬は当初とだいぶい変わりましたが、現在はトラムセット、リリカと抗神経剤を2種類と睡眠導入剤、副作用のための便秘薬を処方して頂いています。一時はトラムセットの代わりに塩酸モルヒネ錠を処方して頂いていましたが、リリカやモルヒネは薬価が高いこともあり、トラムセット+リリカが主要な薬となっています。
コラムにありました性格の「草むしり」ですが、私自身いつでも庭は綺麗にしていたいという思いがあり、狭い庭ですが休みの日にはよく草むしりをします。始めるとなかなかやめることができず指ではつかめないような小さな草でもむしり始めてしまいます。やめるのは妻から何度かやめるよう注意されるまでやってしまう性格です。繊維筋痛症の症状の1つは「草むしりがやめられない」で正解だと思います。(もうすぐ55才男性です)