石井苗子の健康術
2012年6月1日
昔取った杵柄の健康法

(「ラテンの世界へようこそ」と言われて楽しみにして行ったのですが…)
ラテン系ダンスで本当にウエストが細くなるのかしらと思っていたら、いつもサウナしか入らないジムの入り口に、まさかのポスターを発見しました。
「ラテンダンス始めました。初心者も大歓迎です!」。
ウキウキして参加したら……周りは高齢者ばかり。私もいい年ですが、10歳は違うのでは? と思われる女性が隣に立っていらっしゃいました。
インストラクターが登場して第一声が、 「は~い、ダンス今日が初めての方~?」。
手を上げようとしたのですが、しなくてもいいじゃないかと思いました。きっとみんな下手に違いないからと。
すると、いきなり始まったのです。「バイラバイラ」というダンスは、音を聞きながら身体を先に動かすのだそうです。
ダンス教室は四方が鏡になっている所が多いのですが、そこも四隅が天井まで鏡で、すぐさま私のスタイルの悪さが目立ち、音楽なんて聞いている余裕なんかなく、インストラクターの足を見ながらひたすら自分の足を動かそうとするのですが、あっという間につまずき、ヘッピリ腰のドジョウすくいダンスに変身。
足腰が弱っていることを思い知らされ、ガマガエルじゃないですが鏡を見ながら冷や汗でグッショリになりました。
ふと、横の女性に眼をやると、なんと みごとなステップではないですか! どう拝見しても昨日今日の動きではない。足腰もしっかりしている。昔から踊っていたんだな~と思いました。
昔とった杵柄(きねづか)は、そうそうあるものではないと思います。なぜなら、小さいころから何かを訓練することは、子供にしてみれば面白くない事だからです。あらゆる稽古事がそうですが、年取ってから羨ましいと思って始めても、身体が動かないし覚えない。私のラテンダンスがいい例です。
でも諦めたらそのままです。その日、ダンスでヘロヘロになった私は、隣の教室の「骨盤矯正体操」にも参加してきました。こちらも筋肉強化体操に唸り声をあげてしまいました。
何かの杵柄を持ってない者が身体を鍛えるとき、挫折がつきものです。身体を鍛えるのは楽ではありません。私の場合、剣道も和太鼓もそうですが、基礎が出来てないのですから、限界があります。
ある時から人を羨ましいと思うことをやめました。そうすると杵柄を持ってないことも、あまり気にならなくなってくるものです。バイラバイラ、いつかはちょっと踊れるようになりたい。
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コメント
いつも楽しみにこのコーナーを拝見しております。TV番組で石井先生のことを遅ればせながら知り、ブログを読ませて頂き、最近女の子の子育ての本を入手して完読したばかりです。三才半と生後二ヶ月の、2人の女の子を育てていくにあたり、行き詰まった時は特にまたあの本を読んで参考にさせて頂きます。子育て一段落ついたらまたジムでいい汗流したいです。ヨガとかピラティス一辺倒でしたけど、根性無しなもので長居はしなかったですけど…。