食材 気軽に買っチャイナ
留学やビジネスなどのために日本で生活する中国人が増えるのに伴い、中国人向けの食材を扱うスーパーなどが増えている。日本人にもなじみ深い中華料理用の食材が安く売られているが、それだけでなく、日本では手に入りにくい品が見つかることも。店に行けなくてもインターネットなどの通販で買える店もある。ひとつ、試してみては。(経済部 寺村暁人)
中国系スーパー 日本人も
韓流ブームでにぎわう東京・JR大久保駅近くにある中華食材のスーパー「華僑服務社」では、冷凍水
店内の表示は中国語が多く、買い物客の約9割は中国人という。ただ、常連の日本人客もいて、松の実やクコの実、緑豆、ナツメ、アワなど、中華風のおかゆに使われる食材などが人気という。黒酢やトウバンジャンなどの中華風調味料、キクラゲなどの乾物や紹興酒などを買い求める人も多い。
また、蚕のさなぎや豚足、羊肉、
店頭に比べると、多少、割高だが、日本語ホームページ(http://jp.kkshop.jp/)で通販も受け付けている。
魚介類や総菜など1200種
一方、JR池袋駅前にある「陽光城」は、40平方メートル程度と小型のコンビニよりも狭い店に1200種以上の商品が並ぶ。コイやソウギョ、スッポンといった魚介類や、その場で調理した総菜類も扱っており、利用客は1日当たり1000人前後もいるそうだ。
池袋の店を含め、5店を「陽光グループ」という会社が経営していて、食品の輸入・卸売りも手がけている。この会社によると、中国人向けのスーパーなどは最近、都内だけでなく、地方都市への進出が増え、全国で着実に数が増えてきているという。
多くは日本に数年以上滞在する中国人が経営し、日本人が行っても買い物に不自由しないという。
いずれも中国人の日常生活用を主目的としているため、中華食材でもフカヒレなどの高級品は扱っていないことが多い。それでも、扱われている食材は「同じ程度の品質なら、(日本のスーパーなどに比べ)2~3割は安い」という。
(2012年5月28日 読売新聞)
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