第二の人生…「想定外」でも生きがい
定年前から、「第二の人生」のプランを色々立てて、実行に移す人がいる一方で、自分が想定していなかったことに出会い、新たな生きがいや喜びを見つける人も多いようです。
京都市に住む無職、瀬下俊一さん(66)は、「定年後、思いがけず娘夫婦と同居することとなり、私が5歳と2歳の孫の面倒をみる羽目になりました」といいます。妻は看護師で、娘夫婦は共働き。そこで自分が保育園の送迎をするように。「逃げ腰だったオムツ交換にも慣れ、自分の子にできなかったことを孫にしています。今まで迷惑をかけてきた妻、娘たちへの恩返しにもなる保育は最高。孫が成長したら邪険にされるのではと恐れつつ、今を精いっぱい楽しんでいます」とつづります。
「カミさんは染織、私はカメラ片手に草花図鑑づくり。そんなチンマイ夢は、母の交通事故死で消し飛んだ」というのは、新潟県の元教員、岩崎勝さん(80)。母親が大切にしていた畑が荒れるのを見ていられないと、やはり教員だった妻ともども早期退職し、約20年前、農業見習いに“転身”。約5アールの畑に20種類の野菜を育て、健康な汗を流す日々。縁あって瀬戸内の島で農業ボランティアもしました。「想像もしていなかった第二の人生ですが、悔いないものにするには、まず健康、良き隣人たちとの出会い、そして自分も社会に役立とうとする気持ちが大切」だそうです。納得、ですね。
募集テーマは「すてきな介護」です。住所、氏名(紙面では匿名可)、年齢、職業、電話番号を明記し、メール、ファクス、郵便で社会保障部へ。掲載分には薄謝を贈ります。
情報はこちら。〒104 8243読売新聞東京本社・社会保障部(ファクス03・3217・9957、Eメール ansin@yomiuri.com )
(2012年5月22日 読売新聞)
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