薬膳がゆ
眼精疲労をやわらげるクコの実の赤い色素
赤くて小さなクコの実は、中国の薬膳料理には欠かせないもの。古代中国では、不老不死を求める道教の思想家たちが食事がわりに食べたといわれます。お茶や薬酒としても愛飲され、日本でも平安時代から滋養強壮の薬として知られていたとか。
クコの実は、さまざまな薬効があることで知られていますが、もっとも有名なのが「目によいこと」。眼精疲労をやわらげ、視力を回復させる働きがあるとされています。これはクコの実の赤い色素に含まれるカロテノイド・ゼアキサンチンによることがわかってきました。
ほのかな甘みがあり、料理の彩りにもよいクコの実。ご紹介する薬膳がゆをはじめ、スープやサラダ、ゼリーやヨーグルトのトッピングに、また炒め物や煮物の具としても、幅広く利用できます。
作り方
(1) 下ごしらえをする
クコの実はぬるま湯で洗います。
(2) 煮る
鍋に五穀米ご飯と分量の水を入れ、クコの実、A、松の実を加えます。ふたをして中火にかけ、沸騰したら弱火にして、途中で2~3回混ぜながら15~20分煮ます。
調理指導■高城順子
たかぎ じゅんこ/料理研究家、栄養士。現代人のライフスタイルと味覚を満たす、ヘルシーな家庭料理の研究家として活躍中。著書に『中華の基本レシピ?おうち中華の決定版』(共著、主婦の友社)、『「効く食材」で涼しくなる 暑さを乗りきる110レシピ』(世界文化社)ほか多数。読売新聞の連載「夕食クリップ」が好評。
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(2012年5月21日 読売新聞)
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