(2)ラベル確認、使用をメモ
市場には様々な健康食品が出回っている。上手に使うためのポイントを、国立健康・栄養研究所情報センター長の梅垣敬三さんに聞いた。
まずは、商品を買う前に▽栄養成分名▽含有量▽問い合わせ先――の三つが包装に記載されているかを確認する。
成分名と含有量は、「1粒あたりビタミンC20ミリ・グラム、カルシウム50ミリ・グラム」など、具体的に記載されていることが必要だ。問い合わせ先は「お客様相談室」などの電話番号が載っているかを見る。これがなければ、商品についての質問や健康に問題があった時の相談もできず、困ることになる。
そのうえで、1日あたりの使用量の目安や使用上の注意点の記載があること、「病気が治る」などの大げさな宣伝文句がないかをチェックする。
いざ使い始めれば、日々の記録をメモに取ることが大切だ。いつ、どこの会社の何という健康食品をどれくらい食べたのかとともに、体調の変化も記す。特に体調が悪い場合は「胃が痛い」「発疹が出た」など詳しく書く。体調不良を自覚したら、すぐに摂取をやめ、医療機関を受診した方がよい。その際、記録が治療や原因の解明に役に立つ。
また、ふだん医薬品を使っている人は特に注意が必要だ。薬と健康食品を同時に使うと、本来の薬の効果が変わり、健康に悪影響を及ぼすことがあるからだ。例えば、強心剤を飲んでいる人が多量にカルシウムを含む健康食品を摂取すると、薬の作用が強まり、不整脈を起こすことがある。
「事前に医師や薬剤師によく相談を」と梅垣さんは呼びかけている。
(2012年4月8日 読売新聞)
元気なう 最新記事 一覧はこちら
- (2)内皮細胞「全身の司令塔」(2013年5月19日)

- (1)自律神経を働かせる(2013年5月12日)
- (3)準備体操してリラックス(2013年4月28日)
- (2)昼の活動に関心移す(2013年4月21日)
- (1)何時間寝ているか確認(2013年4月14日)
- (3)3月から紫外線増加(2013年3月24日)
- (2)ハンドクリーム使い分け(2013年3月17日)
- (1)心身状態を把握して(2013年3月10日)
- (4)療法と健康食 組み合わせ(2013年2月24日)
- (3)ラドン 生理機能高める(2013年2月17日)
