こんな日本に…仕事を分かち合い、支える
3月に引き続き、「こんな日本に」の投書です。
静岡県伊東市のパート、山下有信さん(72)が今後の課題に挙げるのは、就労者の雇用の場を確保すると同時に、社会保障制度の存続と、保障内容の低下を阻止する方策です。それには、雇用を分かち合うワークシェアリングを導入すべきだと主張します。「正規、非正規の格差を無くし、国民全員が同じ条件の下で暮らし、税や保険料を負担する。それにより、製造業などの生産基地の海外移転を防ぐと共に、生活保護受給者の増加を防ぐことにもつながる」と論旨は明快です。
宇都宮市の無職、三神将広さん(62)も、「社会保障で今、最も愁えることは、失業者が増え続けていることです」と指摘します。「オランダなどを参考に、就労時間を短縮し、例えば、7人の仕事を8人で分かち合うのです。そして、失業で生じる、無年金、雇用保険、生活保護などの事後的な国の負担を、雇用助成金などの事前の経費に回したら」と提案します。「ワークシェア政策はみんなで国を支える仕組みに変えることであり、社会保障全般に効果がある。働きたい人すべてに活躍の場がある社会を」と結びます。
募集テーマは「第二の人生」です。住所、氏名(紙面では匿名可)、年齢、職業、電話番号を明記し、メール、ファクス、郵便で社会保障部へ。掲載分には薄謝を贈ります。
情報はこちら。〒104 8243読売新聞東京本社・社会保障部(ファクス03・3217・9957、Eメールansin@yomiuri.com)
(2012年4月3日 読売新聞)
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