石井苗子の健康術
2012年4月3日
物はあってもお金がない

(支援物資を安く売っているところがあるって本当ですか)
相馬市の合宿から、昨日帰ってきました。これを最後に、1年間に及んだ聖路加看護大学からの派遣事業が終了します。
移動中に疲れ切ってしまったのか、バスの座席から落っこちそうになるほど寝ている女の子を見ていて、おもわず涙が出てしまいました。この1年、本当によくやってくれました、ありがとう。私も仲間に入れて、うれしく思います。
「きぼうときずな」に協力してくださった延べ1075人の看護師・保健師の皆様は、震災直後から避難所を巡回し、仮設住宅になってからは、いわき市約4000世帯、郡山市在住の富岡町の方々2400世帯、相馬市は1671世帯、その他に借り上げアパートの巡回をやってくださいました。
参加者のリストは大切に保管させていただきます。
相馬市は、平成25年に向けて、除染と土木関連に復興計画が集中していますが、独自の建設計画に「NAGAYA(長屋の意味です)」プロジェクトというのがあり、基本的に老々介護専門の共同生活が予定されています。
この他にもアパートや一戸建ての選択もできることから、仮設住宅の方々は、健康よりもそちらの方にご関心が高かったように感じました。
聖路加チームは健康診断の結果をもとに、健康相談と健康指導をしてまいりましたが、よくご理解していない方が多く、もっと具体的な解決方法を教えて欲しいとおっしゃるのですが、4月からは仮設の給食も、18歳未満と65歳以上に限定されることになりますし、塩分摂取の管理なども含め、健康管理はますます個人の努力に頼るところが多くなっていくでしょう。通称「仮設太り」と呼ばれている肥満対策など、どう解消したらいいのか等も大きな課題です。
今回の活動中に、支援物資を被災地で安く売っている団体があるという報告を受けました。保健センターで確認しましたところ、確かにあるようです。当然、不愉快に感じている被災者の方がいらっしゃるでしょう。
寄付金より物資で援助したいという会社は多いでしょうが、資金作りのために支援物資を売っているのでしょうか。そんなことをしたらボランティア団体の信用は取り返しがつきません。悲しく思いました。
「きぼうときずな」プロジェクトも赤字が続いていますが、いわき市と富岡町には、看護師と保健師を雇用することで、今後も住民の方々と絆を作っていくことが可能になりました。4月以降に再度、相馬市のボランティア活動も計画していく予定でいます。
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コメント
ご無沙汰してます。石井さん元気ですか?
この処の頑張り、嬉しく思っています。
貴女の人並み外れたガッツには昔から関心しっぱなしです。
色々、ご苦労はあるとは思いますが、これからも益々のご活躍を蔭ながら応援しています。
では、また、何かの機会があったらお会いしましょう。
処で私は誰か分かります。
これはクイズ、面倒な奴だとお思いかもしれませんが、懐かしがって下さい。
ではまた。
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