医療部発

2011年12月15日

今年のクリスマス、ちょっと複雑です

 
             イルミネーションに彩られた東京・表参道

 都心の街中は、きれいにライトアップされ、クリスマスムードに包まれています。写真は先日、取材の帰りに撮影した東京・表参道のイルミネーションです。けやきにLEDが取り付けられ、とてもきれいでした。歩いていると、気分もウキウキします。しかし今年はちょっと複雑です。

 東日本大震災があった3月11日以降、取材で何度も東北地方に足を運びました。当初は「もう再生なんてできないんじゃないか」と思ってしまうくらい、悲惨な光景が広がっていました。

 今では復興に向けた歩みが始まりつつあります。しかし、まだ、これからという所も多いと思います。東京からわずか200キロしか離れていない福島県では、放射能の問題があり、震災から9か月たった今なお、解決の糸口すら見えていません。

 イルミネーションに彩られて輝く街中を歩いていると、なんだか別の国にいるみたいです。

 「こんなにキラキラさせなくたっていいんじゃないか。こうした部分でこそ、節電すればいいのに」と思ってしまいます。でも、その一方で「今こそ、明るい雰囲気を作ることが必要なのかな」という気持ちもあります。3月の震災当初は都心でも節電モードで、都心のネオンも薄暗く、重苦しい雰囲気だったことを思い出します。

 表参道のイルミネーションを主催する事務局(http://www.omotesando-illuminations.com/)によると、今年は節電を考慮し、使用するLEDの数を昨年の約90万個から約65万個に減らし、取り付けているけやきの本数も153本から96本にしたそうです。

 クリスマスは少し奮発し、家族や大切な人にクリスマスプレゼントを買い、経済の活性化につなげるということも大事なのかもしれません。皆さんは今年、どのようなクリスマスを迎える予定ですか。

 東京電力福島第一原子力発電所による放射能漏れ事故以降、人々は、どのような思いで暮らしているのか。被曝(ひばく)から身を守るためにどのような活動をしているのか。私は、様々な人々の姿を追うコラム「放射能と向き合う」を書いています。

http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=48953
 
 

 

利根川昌紀 2006年12月から医療情報部。メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)や心臓病など、生活習慣病に関係するテーマを中心に取材している。趣味はサッカー観戦。

コメント

想い
[sariyukumono.yori]2011年12月17日

震災からもう9ヶ月経ったのですね。現地の人達は当然ですが、取材する側の方は実状を目の当たりにすれば、想いは複雑であることは推察されます。

もう今年も残りわずかで新年を迎えますが、クリスマスは恒例の行事のようになっていますが、個人的にはクリスマスは家庭では特段なにもしません。でも今年は記者が言われるように、ささやかながらも、とは考えております。それはプレゼントとかではなく、団欒のひと時を家族で過ごすということです。その為には商品を購入するということです。

日本は商戦で何でも取り入れる国です。商い上手であるといえるのですが、今回の震災で企業も利益を還元しなければいけないのではないか?それも商売にして儲けようでは虫が良いのであって、でも一部の企業は還元しても功名とは言いたくないが、企業名が出て宣伝とも受け取れる。いわゆる売名で、本当に真摯に受止めての寄付であれば名は出さないほうが賢明である。出さざるを得ない場合もあることは承知している。マスコミも挙って報道する。採りように由っては馴れ合いとも解釈できる。「これは考えすぎであるとは」自分でも思う。しかし利潤を追求するだけでは永続できないと私はおもうのです。利益を還元することにより、名実共に優良企業であるとおもわれるのです。(ロック・フェラーのように)
国の是非を問う前に、民で協賛して助け合えば、絆のようなものが生まれ、再生も、例え時間の推移は変らなくとも気概が違うのではないか、と考えます。国が国がという前にです。
個人のできる範囲は限られています。此処がかつて日本が培って世界経済大国第二位と言われたものの底力を見せる時ではないでしょうか。

クリスマス
[マサキ]2011年12月16日

クリスマスは、家族・友人・仲間で絆を確認してほしいです。
内食がスーパーとデパートの売り上げ回復でるのでは、ないでしょうか?
イルミネーションは欠かせないものです
沈んだ心を明るくしてくれるからです
期間の短縮等で節電にもお願いしたいです

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医療部
1997年に、医療分野を専門に取材する部署としてスタート。2013年4月に部の名称が「医療情報部」から「医療部」に変りました。長期連載「医療ルネサンス」の反響などについて、医療部の記者が交替で執筆します。
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