医療部発

2011年8月30日

なぜ、日大練馬光が丘病院撤退なのか

 
日大練馬光が丘病院の引き留めをあきらめ、後継病院選びを始めている練馬区

 日本大学は、東京都練馬区にある「日大医学部付属練馬光が丘病院」(342床)について、累積赤字が90億円にもなるなどとして、開院から20年になる来年3月末で撤退する方針を明らかにした。練馬区は現在、引き継いで運営する医療機関を選ぶ作業を続けている。区議会の医療・高齢者等特別委員会が26日、この問題を討議すると聞いて、傍聴に行ってきた。

 この病院は1991年、経営破綻した医師会立病院を引き継いで開院し、以来、地域医療を担ってきた。18の診療科を持ち、とりわけ、小児救急と周産期医療の点で果たしてきた役割は大きい。小児救急部門では、日大板橋病院からの派遣医師も加え、医師20人の体制で24時間患者を受け入れ、毎年、8000人以上の子供たちの救急診療にあたっている。分娩(ぶんべん)件数は年間約500件。妊婦に病気があったり、胎児に異常があったりするなどのハイリスク分娩にも対応している。

 それが、突如、撤退するというのだ。区によると、区は、同大が30年間、病院を経営するという基本協定書を交わし、開院時や増築時に建物賃借料の免除などを行ってきた。2009年、日大から経営難を理由に撤退を打診され、協議を重ねてきた。しかし、日大が今年7月、経営の悪化を理由に来年3月で撤退すると発表。区は日大の引き留めをあきらめ、今年9月中に引き継ぎ医療機関を決めることにした。

 日大の対応は納得できない。30年間、病院経営する約束をしていたのに、「民法上、賃貸借の期限は20年を超えることはできないので契約は終了する」と主張している。赤字については、ここ数年、経営状態は好転し、今年度は黒字が見込まれるというのに、この時点での撤退は解せない。

 区は、「地域住民を混乱させないように」と極秘で日大と交渉を続け、多くの住民が、この事態を知ったのは、日大が発表した7月15日だった。区は8月1日から引き継ぎ医療機関の募集を始めている。日大の撤退期限が迫っており、急ぎたい区の事情は分かるが、住民にとっては、あまりにも考える時間が少ない。地域医療の質の低下を不安視する住民らが日大光が丘病院の存続を求める署名活動を実施中で、区長に提出する予定だ。

 26日の区議会の医療・高齢者等特別委員会には、60人ほどの住民が傍聴に訪れ、関心の高さが伝わってきた。委員会では、日大の引き留め交渉の継続を求める意見と、後継病院選びに軸足を移す区の方針に賛成する意見が出された。議員も、この事態に困惑し、的確な対策を決めかねている現状が浮き彫りになった。

 傍聴していた、ある住民は「日大光が丘病院が取ってきた手厚い小児救急の体制を後継病院が引き継げるとは思えない。区も日大も、地域住民のことを本当に考えているのだろうか。練馬区長は、日大理事長とトップ会談をして事態を解決してほしい」と訴える。

 練馬区と日大は、まず、住民の思いを聞く場を作るべきだ。住民不在のままの決定では、禍根を残しかねない。

 
 

 

坂上博 1998年1月から医療情報部。主な取材対象は、心臓病、肺がん、臓器移植、高齢者と薬の付き合い方など。趣味は、朝鮮半島情勢の観察、韓国語の習得。

コメント

混乱している地域住民です。
[おおまま]2012年9月3日

娘が川崎病で日大光が丘に入院していました。
後遺症はないものの、退院後定期検診に行っていました。
新病院準備室に相談したところ、
カルテも残ります、検査もできます、との返答。
4月になり、新病院になってから電話すると
カルテはないです、検査はできますが専門の医師はいません、との返答。
しかたなく日大板橋へ行くことにしました。
ところがそちらでは、初診扱いで特定療養費を請求される始末。
カルテはあると言ったのに?と聞くと
駿河台に保管してあるから取り寄せないといけない、の返答。
スムーズな対応してほしいです。

医師の家族
[不養生の医師]2012年4月5日

日曜無し、祝日無し、当直有りの肉体労働者です。 日程は、患者様が決めます。 家族が、顔を合わせるのは、
一月に数度です。 若い医者同士の新婚さんは、すれ違いすれ違いのさみしい毎日を余儀無くされています。 なぜ?? 簡単です。 患者様が多すぎる訳では、有りません。 医者が、足りないのです。 今回の件でも一番迷惑を受けるのは、患者様です。 自治体、大学は、何をすべきか、わからないですか? 先生の名が泣きますよ
 

先週報道された番組の内容に驚きました。
[区役所近所の住民です。]2012年2月12日

練馬区役所の近くに住む区民です。母が日大光が丘病院で大きな手術をしてお世話になり、私の子供達も骨折や喘息で小さなころから何度もお世話になっています。
病院存続の署名は知人を通じて署名用紙をお預かりし、家族全員、ご近所、親戚にも協力をお願いしました。先週、ある民放局で日大光が丘病院の問題が放送されました。
私は、これまで撤退の理由は90億円にも上る赤字が原因で、このままでは日本大学全体に深刻な影響を及ぼすため、大学を守るためにやむなく撤退すると聞いていました。
ところが先週の番組では、練馬区が保証金として日大から預かった50億円を返還しないことが撤退の本当の原因として放送されていました。
日大光が丘病院の受付に置いてある閉院のお知らせにはそんなことは一切書いてありませんでした。50億円が原因ならなぜ日大の方々は、そのようにはっきり言って下さらなかったのでしょうか?
日大病院を残すためなら、練馬区はすぐにでも50億円をお返しするべきだと考える区民はたくさんいたと思います。
署名用紙を回してくれた知人に聞いたところ、存続派の区議さんや区民の会のホームページに医学部の先生の手記が掲載されており、その内容が先週放送された番組と同じであると教えられました。
50億円が撤退の本当の理由であるなら、なぜ署名集めを頑張っている私たち患者や家族に教えて頂けなかったのでしょうか?
50億円は大変大きな金額ですが、区民の命を考えればなんとしても工面しなくてはならなかったと思います。
私たちの知らないところで、私たちの命を材料に、密室の交渉が行われていたのかと思うと残念でなりません。

残念ですが・・・・
[病気持ちです]2012年1月25日

 練馬区のことは詳しくありませんが、今までが贅沢な環境だったんですよ。高度医療を受けるため、遠距離通院しています。交通費も負担です。選択と集中しても、病院経営は大変です。
都心の病院ですが、飛行機や新幹線・宿泊して通院されている患者さんもいます。私は、在来線で
1時間未満なので恵まれていると解釈しています。経済成長も見込めない今、税金の投入も困難である以上、受益者が相応の負担をすべき時代です。

ごまかされたくない!
[私も練馬区民]2011年9月26日

日大光が丘病院の問題を、日本全国で起きている「医療問題の一つ」として、片づけてしまうことに強い危機感を抱きます。
日本の抱える医療システムの問題を否定するするつもりは毛頭ありませんが、この問題と日大光が丘問題を混同させることで、この問題の持つ、不透明さ、経過を議会にも区民にも一切明らかにしてこなかった行政の責任、問題をひた隠しにして5大病院構想を掲げて当選した区長の政治責任。
これらが曖昧にされたまま幕引きされてしまうのではないか、と強く危惧します。

また、練馬区が日大に行ってきたという支援も、専門家の解釈によってはゼロに等しく、少なくとも順天高野台病院への支援と比べてどうだったのか?
そのような格差は、行政の判断として正しいと言えるものなのか?

地元では、順天堂は差額ベッド代が高くて入院できず、所得の低い区民、生活保護の区民は、日大光が丘を紹介されているのは周知のこと。
練馬区はどちらにより多くの支援を行うべきだったのか?

まずは、我々区民が事実を知ることだと思います。

医療の問題の1つです
[練馬の住人です]2011年9月22日

民間病院である以上、経営悪化は死活問題です。累積90億は日大グループの黒字部門が負担しているか、借金しているか・ということです。一患者となるみなので存続してほしいですが、練馬の税金を回すのも問題。練馬区医師会の病院が破綻した後、それを当時行政(練馬区)は立て直さず民間に丸投したという見方もできます。行政はすでに白旗をあげた案件です。=行政に精一杯の努力を・・ といまさら言うことに進展はあるのでしょうか?
「今年から黒字になる」といっても、今後もずっと黒字とはいえないと思いますし、病院経営問題は日大光が丘のみの問題ではないです。
医療費抑制と国は言っている。でも病院は赤字。。高齢社会での医療費問題、ほか・・。
もろもろの医療の問題を解決する方法が見つからないと経営者が変わっても同じです。
東京は救急車でも電車でもまだ近くに病院が沢山あるほうだと思います。
日大板橋から順天堂大学練馬病院まで3kmぐらい 系列の日大板橋病院まで6-7km程度です。
同じ東京で数年前都立清瀬小児を閉鎖し、10km以上離れた場所に小児総合医療センターとして高度医療を統廃合したケースもありますが、経営効率・医療の質の維持を考えて行っているものと思います。
周囲は撤退というと「経営努力が足りない!」と単純に非難するが、
現場はもっと大変な思いをしてるはずです。
・医療スタッフの給料を下げますか?->東京にはいっぱい病院はありますので、辞めてしまう。
・医療スタッフの数を減らしますか?->残ったスタッフの負荷が増える。 (過労などで質の低下も問題。医療従事者は「倒れるまで働け」のような風潮には反対です。)
・必要ない処置をしたり、薬を処方したりして診療報酬を増やせばいいですか?->質以上に、医療のそのものが崩壊していきます。

日大光が丘病院存続運動HP開設
[練馬区光が丘住民]2011年9月21日

日大光が丘病院存続運動の区民の会のHPができていました。
後継決定の16日以降に開設されたようです。
区民がここまで諦めずに行動するところを見ると、練馬区の行政としての対応に深刻な問題点があったのではないかと思います。

情報も次々と更新されています。
当該地域の住民として注意深く見守っていきたいと思います。

後継運営決定
[kawasaki-ym]2011年9月18日

某経済誌の首都圏情報に練馬区からの発表としてありました。地域医療振興協会が運営、光が丘病院と同程度の規模を引き継げる事で選定されたそうです。取り急ぎ御報告まで。

病院は法人なんです。
[医療現場の人間]2011年9月16日

撤退に対し、否定的な意見も多くありますが、病院というか医療も産業のひとつです。経営が成り立たなくなれば企業と同じように潰れますし、そうなれば病院で働く方々の生活にも支障をきたします。他の日大病院にまで波及したら、どうするのか…。
住民の方々が困ることはすごくよくわかりますが、あくまで経営が成り立っての健全な運営ができることを、市や住民の方々も、もう一度考えてはいかがですか?
この10年で一体どれだけの病院が潰れていったか。
病院のせいにするのは、あまりに酷です。
どこもぎりぎりでやっているんです。
きっと日大だって、できる限りのことをしてきての結論ではないでしょうか?そして苦渋の選択っだったのではないでしょうか?

練馬区はなりふり構わぬ努力を
[練馬区内在住医療者]2011年9月16日

日大光が丘病院の機能は現在の後継候補では絶対に維持できない。こんなことは議論の余地はない。多少なりとも存続の可能性があるなら練馬区は、なりふり構わぬ努力をしてほしい。今はまだ病院があるから撤退後の実害は想像できないだろが、遠からぬ将来、区民の命と引き換えに撤退の現実を知ることになる。そのとき、練馬区は加害者として事実を受け止める覚悟はできているのだろうか。

繰り返すが、存続の可能性が少しでも残っているなら、練馬区はなりふり構わぬ努力をしてほしい。
行政のそのような姿を、区民は必ず見ている。

心筋梗塞
[ジョニーの心臓]2011年9月15日

3年前急性心筋梗塞で日大光ヶ丘病院に搬送されました、幸いカテーテル手術して10日位の入院ですみ退院してから3~4回外来で見てもらい4回目位の時担当の医師から日大光ヶ丘病院では連携というシステムがあると聞かされました。
このカードを持って近所の町の医師に診てもらうように言われました。その後何か大きな検査が無いときは月に1度診てもらって薬も処方してもらってます、とりあえず今現在体調も良く町のお医者さんに通ってますが、日大光ヶ丘病院で発行した連携パスカードなどはどうようになるのか病院に問い合わせたけど、まだどうなるかわからないと返事が返ってきました。
連携パスポートの話しが病院からあった時担当の先生はもし何かあったら病院に帰ってきてもいいですよと言われとりあえず病院の混雑の緩和などに協力できるならと連携パスをもらい町のお医者に診てもらってます。
そのようなことも決めず簡単に日大が去って行くのは無責任すぎると思います。パスを持って連帯の医者にかかってる患者に日大側から何か説明するべきだと思います。

練馬区は説明をする必要がある
[kawasaki-ym]2011年9月6日

たかひささん報告の情報の真偽をメディアは追求をするべきと思う。そして練馬区は事実関係が区民の利益を第一義として対処して来たのかを説明する義務がある。

誰のせい
[花やのしんさん]2011年9月5日

病院撤退を人のせいにしても始まりません。自分で何ができるかでしょう。
ただし、一般的に行政は”住民のため”と声を出すが、何の能力もない。

練馬区が日大理事会との交渉をやめた理由
[たかひさ]2011年9月3日

病院撤退を知った現場の医師らが自ら病院存続の署名を集め、涙を流しながら存続を訴える姿を見たなら、それまでの交渉の経緯がどうであれ、もう一度交渉の努力をするのが自治体としての当然の姿ではないだろうか。
医師不足の時代に、そんな医師が地元の医療を支えていることは奇跡に近いと思うし、何としても逃してはならない貴重な人材であると思うはずである。
練馬区はなぜそれができないのか?ここが非常に不思議だったが、その答えのヒントとなる情報を、ある都議会議員がツイッターで発信している。
練馬区の医療計画に関わる委員会の委員長を務めてきた人物が、日大撤退後の後継候補に残った事業体の会長と、同一人物であるというのだ。事実であろうか?事実であるならこれの意味するところを知りたいと思う。
なぜ、練馬区は存続を訴える医師の姿にも、1万人を超える署名にも心を動かさず、後継選定のスピードを緩めなかったのか?これまで何も知らされなかった区民として、ぜひその理由を知りたい。

光が丘病院存続
[saruciyan]2011年9月3日

坂上記者さま

 地域医療の中核病院としての光が丘病院は絶対失ってはならない存在です。この間の斎藤先生、医学部長などのお話をうかがうなかで 人のいのちを救う「仕事」に私心なく、犠牲的精神で真正面からむきあっている、崇高な医師のすがたを拝見させていただきました。現代の英雄と言っても過言ではないと思います。
 一方で、断らない、たらいまわししない、ただのひとりのこどものいのちもうしなってはならないという医師の良心と善意が、根本のところで、「長時間残業、低賃金の犠牲的奮闘で支えられている」という現実を無視してはならないと思います。私は、ここで日大医学部の雇用問題を問題にしようと言うのではありません。しかし、こうした方法がけっしてながつづきできないことはもう誰の目にも明らかな、きわめて深刻な問題なのです。だからこそこれをあいまいにできないと現場は声をあげているのです。
 わたしは、練馬区が「支援は十分やったと」の裏側には、公的医療は日大にまかせた、もうしらない、としか聞こえません。
 真実の守り手のマスコミにお願いしたいことは、本来「命を守る最終的責任」をもつべき国、自治体がこれを安上がりにしようとしたり、民間企業の儲け仕事になげすててきた結果がこの事態を招いているということを大きく明らかにして頂きたいと思いのです。光が丘の医師医療関係者が、その善意と良心でつくりあげてきたこの光が丘の医療、モラル的にも技術的にも最高の評価があたえられなければならないと痛感いたします。そしていまこそ、こうした命を守る事業に対して個人や企業の努力に委ねるのでなく、行政が自らの責任として、すすんで財政支援せよの声をあげていただきたいのです。

累積赤字が90億円は誤解を招く
[はらしょう]2011年9月1日

日本大学は、「累積赤字が90十億円」を撤退の理由にしているようですが、同大学の医学部小児科の先生の情報によると、この表現は誤解を招くだけのようです。つまり、日大の附属病院は複数有り、単独決算ではなく、かつ毎年、日大本体などの補填により、赤字は解消されており、経営破綻という状態では全くないとのことです。一方の側の都合の良い、つまり撤退したい側の情報だけを鵜呑みにして、そのまま新聞記事としてしまうと、数字が一人歩きする危険性が大きいですので、正しい情報提供をお願いします。

大事な地域医療、規模縮小でも続けて
[kawasaki-ym]2011年9月1日

自治体,日大,債権者の三者で話さないとならないと思うが手遅れなのだろうか。日大以外に脈のある医療機関があれば良いが、どうして累積赤字が九十億円になるまで放っておいたのか、何が原因なのかも分析する必要がある。
小児科診療、特に小児救急部門は人手が必要でしかも医師20人での24時間態勢であればなおの事、診療側の経営努力にも限度があり,国,自治体からの支援も必要だと思うがどうだろう。
パリ在住だが,フランスの小児科医は夜間診療,往診全く無し,昼間も予約制。
パリには子ども専門の大病院が二軒あるが予約制,子どもを夜間救急で連れて行った時は、数人のインターンがてんてこ舞い,それでも診てもらうのに明け方まで待った。経験則だが、手厚い小児科医療を実現して初めて医療先進国と言えるし、日本はそれが出来る国だと思う。

疑問
[一地方医師(広島県)]2011年9月1日

累積赤字の90億円はどこが負担しているのでしょうか?
私は地方の公立病院のものですが日大の出身です。
公立病院は赤字は地方自治体で吸収しています。
その点どうなんでしょうか?
もし90億円の累積赤字を自治体で負担できるのなら問題ないのではないのでしょうか?

諦めるなんて無責任すぎる
[日大光が丘患者家族]2011年8月31日

家族のひとりが12年、日大光が丘にお世話になっています。看病のために署名のお手伝いもできませんで、申し訳なく思っております。
区民の会の方から、今日の午前中に副区長さんとお話合いがあるとききましたが、マスコミの方は取材なさったのでしょうか?
区からのお知らせはないので、教えて頂きたいと思います。どうか、私たち患者家族にも情報を下さい。
練馬区は、私たち区民にはなにも知らせず、長年お世話になった先生や看護師さんが去っていくのを、ただ黙って見ていろというのでしょうか?あまりに無責任です。

やっぱり無理でしたね。
[元練馬区民]2011年8月31日

医師会立病院もだめ、日大の経営でもだめ。両者ともそんなに放漫経営だったのでしょうか?そんなはずはないですよね。
ではなぜ赤字なんでしょう?医者の給料が高すぎるせい?患者のコンビニ受診のせい?
医療費が最も高い層の医療費負担が一番少ないせい?
今回の日大だけではありません、日本のあちこちで病院や診療科が縮小されたり閉鎖されたりしています。
それはなぜですか?商店や企業と同じで、病院も黒字を出さないと経営を続けることはできないでしょう?
老舗デパートや商店街と同じですね、閉鎖するとなると惜しむ声がいっぱい出てくる。
なんで閉鎖に追い込まれるのかその理由を追求しないで残念がる住民の声ばかりかき集めても、将来の役には全然たちませんね。

日大は説明責任を
[おさむ]2011年8月31日

小児科医が20人もいるとは知りませんでした。
私の娘も何度もお世話になりました。
特にお世話になったI先生は、アレルギーの名医だと聞きました。
娘のようにお世話になった子どもはたくさんいます。
なぜ、撤退してしまうのでしょう。
今年から黒字になるということですから、全く理由がないではありませんか。
もし、この先救急でたらい回しになって助かる命が助からないのなら、
誰が責任を取るのでしょうか。
きちんと責任をとってほしいです。

あきらめません。
[ずっと練馬区民]2011年8月30日

坂上さん、丁寧な取材ありがとうございました。初めて区民の思いをきちんと受け止めていただけた記事が出て、大変感謝しております。区はこの間ずっと「日大が残ってくれることが一番いい」と言っていました。
8月1日に発表した区の新病院のための公募条件は、長年日大を苦しめてきた「高い賃料」と「高額な補償金」は両方とも「無し」となった今、日大もこれ以上赤字で苦しむことはなくなるはずです。
区民が求めていることは何か。現場で働く医師たちにも、今回のことでどれほど区民がこの日大光が丘病院をどれだけ頼りにしているか、大切に思っているかがわかっていただけたと思います。
現場の医師と地域住民、それに加えこの近隣区、近隣市の住民が「なくされては困る」「なくしたくない病院」と声を一つにし日増しに大きくなっています。
どうか、区長も日大本学の理事長もこの声をしっかり聴いて、改めてこの声を受け止めてもらいたいです。
お二人とも一時の感情をどうかお忘れいただいて、社会的に恥ずかしくない、公的な立場で冷静に話し合ってください。絶対にあきらめたくないです。

極秘に進めた理由は?
[ひろちゃん]2011年8月30日

丁寧な記事をありがとうございます。恥ずかしいことに、地元にいながらこのようなことが起こっていることを、この記事を読むまで知りませんでした。

「区は、『地域住民を混乱させないように』と極秘で日大と交渉を続け、多くの住民が、この事態を知ったのは、日大が発表した7月15日だった。」

私はここが一番納得できません。4月の区長選挙、区議選挙の時には、日大光が丘病院を含む「5大病院構想」が選挙の目玉として打ち上げられ、区長も与党自民党も大量得票しています。「混乱させないように極秘に進めた」との説明に納得できる区民がどれだけいるでしょうか?日大と練馬区にこの2年間どのようなやり取りがあり、「極秘」の方針は誰が決めたのか?ここを明らかにしない限り、区民の信頼は元には戻らないと思います。

本当に残念です
[練馬区在住]2011年8月30日

小児救急に何回もお世話になりました。
夜中でも電話でも相談にのってもらい、どれだけ助けていただいたことか。
地域の核というだけでなく、小児科の核としての役割が大きかったので、撤退は本当に残念でなりません。

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読売新聞東京本社編集局
医療部
1997年に、医療分野を専門に取材する部署としてスタート。2013年4月に部の名称が「医療情報部」から「医療部」に変りました。長期連載「医療ルネサンス」の反響などについて、医療部の記者が交替で執筆します。
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