石井苗子の健康術
2011年6月29日
募金活動の難しさ

(どこへ行っても「募金をお願いします」と言ってばかりいると、うんざりされてしまわないか心配です)
いわき市で活動している医療支援車(ペ・ヨンジュンさん寄贈)は、地元いわき市にあるタイヘイ自動車学校のガレージを拝借しております。運転手さんもタイヘイ自動車学校の関係者さんたちですし、看護師も自動車学校の寮に泊らせていただいております。本当に安心です。ありがとうございます。
お返しのつもりで、このたび、年に一度のタイヘイ自動車学校のお祭りに「きぼうときずな」も参加させていただきました。ところが、どうも私がイベント会場にいると雨が降るというジンクスでもあるのか、その日も雨。会場には数々の出店が並んで商品を競って売るのですが、周りを見回しますと200円とか50円とかお手頃価格ばかり。しかも野菜やたこ焼きなど食品を並べていらっしゃるのです。かたや、きぼうときずなの商品は「メガネ拭き」。しかも千円なんです。なんか勝負にならないな~と思ってしまいました。それでも買ってくださったり、募金をしてくださる方がいらして、本当にありがたく思いました。
イベント会場では地元のみなさんが得意な技をご披露してくださいまして、写真は「一打の会」という太鼓の皆様。私も大江戸助六太鼓を打ちますので、とても興味深く拝見させていただきました。いや、どうみても私より数段お上手でした。
売り場では各店舗がそれぞれの募金箱を並べていて、本部にも募金箱がありました。どれもみんな、いわきの地元の皆様のための募金です。ふと「きぼうときずな」の募金箱を置いてお願いしていいのかしらという気持ちが走ってしまいました。私はメガネ拭きを持ち歩きながら行商をして回っておりましたが、物というのはそう簡単に売れないものだという体験をしてまいりました。まして募金箱まで並べて、嫌われてしまったらどうしようかとヒヤヒヤしていました。
このごろの私は、どこに行っても活動チラシを配り、説明をし、寄付のお願いをしています。「皆様からの寄付金で来年3月まで運営してまいります、よろしくお願いいたします」と声を張り上げ申しあげているのですが、そろそろウンザリされてしまわれないかと不安でなりません。
これから福島の地元の皆様と一緒に看護支援のお仕事ができたら理想的だと思っているので、募金活動は粘り強く続ける息が長い仕事です。でも、地元の野菜を笑顔で買っていかれる皆様の横顔を眺めながら、やっぱり寄付ばかり頼んでいたら長続きしないのではないかと、寄付していただくにはなにかのサービスが必要なのではないかと思い始めました。でも何をすればいいのか思い浮かびません。とにかく商売というのは難しいのだということがよくわかる経験をさせていただきました。
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