石井苗子の健康術
2010年11月9日
大野和士さんと生体エネルギー法

(指揮者・大野和士さんが文化功労者に選ばれたことと、私のストレスコントロールは“無関係ではありません”)
指揮者・大野和士さんが今年、文化功労者に選ばれました。
20年前に彼がザグレブ・フィル音楽監督になったとき、「どうして爆弾が落ちてくるかもしれないようなクロアチアで音楽やらなきゃならないの?」と仲間たちは彼の決断を無謀だと思ったものでした。
ところが大野さんは戦火のクロアチアに旅立ち、そこで6年も音楽監督をやりながら92年から東京フィルの常任指揮者にもなり、帰国すると仲間と食事をして、割り箸で世界の名指揮者の真似をやってくれるのです。とにかくすごいバイタリティーの持ち主でした。
その彼が、世界の大野になった2006年頃、久しぶりに楽屋を訪ねると、「音楽のないところへ音楽を届けたい」とポツリと言うのです。彼のバイタリティーは20年前にクロアチアに行ったときと少しも変わっていませんでした。2008年から「大野和士のこころのふれあいコンサート」がスタートし、日本の医療施設を訪れてはみずからピアノを弾き、オペラの解説もし、歌手の伴奏も全部やりと、すごいバイタリティーは今も健在なのです。
ニュースを聞いた時、私ももっと頑張らなくては! という強い感情が湧き起こりました。いつもならこういう感情を「生体エネルギー法」の「瀉法(しゃほう)」技法を利用して大きな強いエネルギーに転換し、何かの原動力としていたのですが、不思議な事に今回は「少し頭を冷やした方がいいんじゃないか」と思いました。
カッカしても血圧が上がるだけだと身体が知らせて来たのかもしれません。
「生体エネルギー法」にはもうひとつ「補法」技法というのがあります。「座禅」や「ヨーガ」が例としてあげられていますが、高ぶった気を落ち着かせ、癒す方法です。今の私はこちらをマスターしなければならない。ところがどうも私は気持ちを鎮めることが苦手な人間だとわかりました。座禅やヨーガも出来ないのです。他に何か探さなくてはなりません。悩んでおります。
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