(2)アイメークで目を傷つけることも
司会:さて、土至田先生、最近、若い女性を中心にいろいろなアイメーク、例えば目を大きく見せたいという願望から、付けまつげとかエクステンションといったことも流行しています。こういったことが、コンタクトレンズへの負担となって、いろいろなトラブルを引き起こしてしまっているという報道をよく耳にしますが、いかがでしょうか。
土至田:こちらも最近増えています。
たとえばこのスライドですが、まぶたのギリギリまでアイシャドーが塗られています。この方は目が痛いということで来たのですが、アイシャドーの先で目を突っついてしまっていて、傷があることが分かりました。つい黒目を突いてしまうことがあるので、気をつけなければならないと思います。
次のスライドですが、まつ毛エクステンションをしている方ですが、この方も痛いということで来たのですが、調べてみるとどうも表面でなく裏側のようで、まぶたをひっくり返してみたら炎症を起こしていました。おそらく糊の成分が染みた可能性と、変な方向を向いているまつ毛がありますが、こういうものが刺激になった可能性があります。
司会:何気なく行っているアイメークでこんなにも傷つけてしまう、ちょっと怖い症例がたくさんありました。福田さんも同世代の女性の方でアイメークを一生懸命やっている友達なんかもいらっしゃると思いますが、こういった症例を見ると、やはりちょっと怖いなと思いますか。
福田:やっぱり女の子はかわいくなりたいと思ってやっていることなので、まさかこんなに目に負担をかけているとは思わない、それでもやっぱりかわいくなりたいからやっちゃうということもあると思うんです。でも、自分の目なので大事に、あまりこういうふうにしないで、ナチュラルなメークをした方がいいかなと思います。
司会:そうですね。流行に流されてしまって自分の目を傷つけるということは避けた方がいいと思います。
(2010年4月20日 読売新聞)
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