(20)老人保健施設どんな所?
リハビリしながら生活する場所です
介吾 老人保健施設ってどういう所ですか?
ケア子 病院と在宅の「中間施設」という位置づけの介護施設です。病院から退院することになったけれど、すぐには自宅に帰れない人が、リハビリをしながら生活する場所と思ってください。
介吾 リハビリに力を入れているんですか。
ケア子 老健には、医師と、理学療法士や作業療法士などリハビリの専門職の配置が義務づけられています。入所3か月以内に集中的なリハビリサービスを提供した場合、介護報酬の加算もあります。
介吾 医師が配置されているのなら、療養病床のように、鼻などから管を通して栄養をとる「経管栄養」などの医療処置が必要な人が多いのでしょうか。
ケア子 医師も看護師も、療養病床に比べると人数が少ないため、それほど多くは受け入れられないようです。ただ、中には看取りに取り組んでいる所もあり、国は老健を対象とした「ターミナルケア加算」も設けています。
介吾 入所期間はどのぐらいですか。
ケア子 2007年の調査では、平均在所日数は約9か月ですが、3~6か月が目安という老健と、退所先がないなどの理由で長期入所者が多い施設があるようです。長期入所が多い点をとらえて「第2特養」と呼ぶ人もいます。療養病床が減っているなか、医療処置が必要な人をもっと受け入れられるよう、老健の医療機能を強化してはどうかという意見もあります。(針原陽子)
(2010年2月2日 読売新聞)
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